笑う男性

笑顔の裏のうつ

うつ病の最も厄介な所は、病気の様に自覚症状が無いため、少し落ち込むような事があっても自分は大丈夫だと思い込んでしまう点にあります。これによって、うつ病の発覚が遅れてしまい、気づいた時には重篤なところまで症状が悪化している事もあります。その代表的なうつ病の種類として、微笑みうつ病と呼ばれる物があります。微笑みうつ病は、うつ病の中でも症状が軽い物と分類されています。周りへの気配りが上手な方でさえ、うつ病を発症してしまう可能性があります。

微笑みうつ病は、うつ病の種類の中でも比較的軽度な物として分類されるうつ病です。落ち込んでいるような仕草を見せていても、まわりから「大丈夫?」と声を掛けられると、なんともないと返してしまう傾向にあります。また、この傾向の為に、まわりからも大丈夫なんだと納得されてしまうため、うつ病発覚が遅れてしまうケースが多くあります。うつ病の症状としては、基本的に落ち込んだような暗い表情や、雰囲気を持つ事があるのですが、この微笑みうつ病の場合は、文字通り他人と居るときは常に笑顔でいるような振る舞いをするため、周りから見ても問題が内容に見えてしまいます。しかし、一人になった時にその反動がやってきてしまいます。心の疲れから、不安やイライラ、睡眠不足と言った症状が慢性的に続くことが多いため、そういった症状が出てると思った場合は、病院で受信する必要があります。心療内科、精神科といった所がうつ病に適しています。

うつ病には急性期、回復期という期間があります。急性期では、感情の起伏が激しくなり、体調の不調も増えていきます。本人にとっても辛い時期になるのが急性期ですが、この急性期を乗り越えて安定した後は回復期があります。この急性期では性格が変わったように振る舞う事もおおく、周りや家族も困惑する事も多くありますが、うつ病に対する理解を示す事が、回復期への近道と言えます。急性期のうつ病では、物事ををマイナス方向に考える傾向があります。否定的な見方をすることもあり、言動も激しくなる傾向にあります。この原因は能ないの伝達物質のバランスが崩れてしまうことに原因があると言われています。そのため、一時的なものであって本人の性格が変わってしまったわけではありません。また身体と脳を休ませる事が大切です。また、励ますといったこと、遊びに誘うといったことや、重要な決断を委ねる、一人にするといったことは、うつ病の患者にとって好ましくありません。悪い場合は悪化してしまうことさえあります。そういった事態を避けつつ快復へと向かわせてあげる事が大切なのです。

急性期を過ぎたら、心が安定していき回復期へと転換します。この回復期では本人が社会復帰に向けて積極的に行動を起こす事もあります。まだ、完全に回復したわけではありません。そのため、これからの社会復帰でも、またうつ病になってしまわないような生活様式を確立して、無理の無い生活を作り上げていくことが大切なのです。